ニューヨークの9・11メモリアルパーク

ニューヨーク滞在4日目、ブルックリン橋ウォールストリート9.11メモリアルパーク自由の女神と盛りだくさんで観光をしました。

今回は、アメリカ同時多発テロ事件9・11メモリアルパークウォールストリートからの行き方などの情報について、ご紹介していきたいと思います。

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アメリカ同時多発テロ事件とは?

アメリカ同時多発テロ事件は、2001年9月11日アメリカ合衆国で同時多発的に発生した航空機を使用したテロ事件の総称を示します。

この事件は、航空機が使用された史上最大規模のテロ事件であり、当時、毎日のようにメディアで取り上げられていました。

2001年9月11日朝、マサチューセッツ州ボストン、バージニア州ダレス、ニュージャージー州ニューアークを離陸した4機の航空機が、モハメド・アタを中心とするアラブ系のグループによって、ほぼ同時にハイジャックされました。

犯人グループ自ら航空機を操縦して、4機のうちの2機は、世界貿易センタービルがあるニューヨークのマンハッタン方面、残りの2機は、国防総省本庁舎(ペンタゴン)があるワシントンD.C方面に向かいました。

ハイジャックされた4機の航空機は、アメリカ合衆国ボーイング社製の航空機で、ボーイング767ボーイング757という種類でした。

この2種類の機体は、運行する航空会社のパイロットに互換性を持たせるため、コックピットの操縦システムは基本的に同じシステムが使われており、いずれも2人で操縦できるものでした。

犯人グループは、事前にアメリカ合衆国の航空学校で小型機の自家用操縦免許を取得し、さらにこの2種類の操縦方法をフライトシュミレーターで訓練していたようです。念入りに計画、および準備された事件だったようです。

国防総省本庁舎(ペンタゴン)の衝突に関して、9時38分に航空機が衝突しました。

大爆発によりビルの一部が炎上、10時10分に4階が崩壊、10時15分までに1階までの全てが崩壊しました。

航空機の乗客・乗員全ての方が亡くなり、認識された人数ではありますが、約180名以上の国防総省職員の方も亡くなりました。

世界貿易センタービルの衝突に関して、8時46分ツインタワーの北棟に最初の1機目が、続いて9時3分ツインタワーの南棟に最後の2機目が衝突しました。

このツインタワーは、航空機が衝突しても崩壊しないような設計をされていたようですが、実際には衝突した航空機により、ビル上部が激しく損傷し、さらにジェット燃料が下層部まで漏れ出し、激しい火災となったため、ビルが崩壊してしまいました。

航空機の燃料に関しても、犯人グループのハイジャックした航空機は長距離用であったため、大量のジェット燃料が積んでありました。

世界貿易センタービルの事件では、航空機の乗員・乗客、ビルの中に居た方々、救助にあたった消防士なども含め、認識された人数ではありますが、約2700名以上の方が亡くなる大惨事となりました。

この事件後、世界貿易センタービルの跡地は、「グランド・ゼロ」と呼ばれるようになりました。

事件から15年以上が経過していますが、犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。

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9・11メモリアルパークについて

9・11メモリパークは、正式には「ナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアム」と呼ばれています。

アメリカ同時多発テロ事件の公式追悼施設として2011年に開業した国営の施設です。

別名「9・11メモリアル・ミュージアム」とも呼ばれており、ニューヨークの「グランド・ゼロ」にあります。

ニューヨークの9・11メモリアルパーク

そして、周辺はまだまだ工事がされておりますが、既に世界貿易センターの跡地には、1ワールドトレードセンター(フリーダムタワー)が建っています。

ニューヨークの1ワールドトレードセンター

ニューヨークの9・11メモリアルパーク

ニューヨークの9・11メモリアルパークこの超高層ビルは、アメリカの独立記念の年にちなんで、1776フィート(約541メートル)あります。

2014年11月3日に竣工し、エンパイア・ステート・ビルディングを抜いて、全米で一番高いビルとなりました。

ニューヨークの1ワールドトレードセンター

ニューヨークのワールドトレードセンター

9・11メモリアルパークには、ミュージアムとは別にノースプールサウスプールという滝を模した慰霊碑があります。

ニューヨークの9・11メモリアルパーク

この慰霊碑の周りには、この事件でお亡くなりになられた方のお名前が刻まれています。

ニューヨークの9・11メモリアルパーク

日本人の方の名前もいくつかありました。

かつての世界貿易センタービルでは、世界各国の方々が働らいていたのだと思います。

この場所にかつては、巨大な高層ビルが建っていたとは、想像もできませんでした。

この慰霊碑のすぐ近くにミュージアムへのエントランスがあります。

ニューヨークの9・11メモリアルパーク

営業時間は、10時から20時、夏季は9時から21時となっており、一年中、見学することができます。

料金は、24ドルとなります。

エントランスで飛行機の手荷物検査並みのチェックがあり、水以外の飲料の持ち込みは禁止されているようです。

今回は、時間がなかったため、ミュージアムの見学はできませんでしたが、次回はゆっくり時間を取り見学したいと思います。

館内には、当時の崩壊したビルの一部や被害者の方の証言など様々な展示があるようです。

参加された方の感想として、日本にある広島の原爆ドームにある資料館のような感じだったとありました。

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ウォールストリートから9・11メモリアルパークへの行き方

ウォールストリートから9・11メモリアルパークへの行き方ですが、距離的には、約0.5マイル(約800メートル)くらいあります。

徒歩で約10分くらいです。

ウォールストリートにあるフェデラル・ホール周辺を起点として、ご紹介します。

西側にウォールストリートを直進していくと、ブロードウェイという通りにぶつかります。

そこを右へ曲がります。

ブロードウェイを北側へ進む形になります。

そして、2個目の左側にあるシダーストリート側に曲がります。

右手側にズッコッティパークという公園があります。

しばらく直進すると、突き当たるので、右に曲がって下さい。

その通りは、グリニッジストリートです。

しばらくグリニッジストリートを直進すると、左手側に9・11メモリアルパークが見えてきます。

基本的に、ニューヨークの通りは格子状になっているので、上記の方法でなくても別のルートで歩いていくことができます。

もしも、ウォールストリートではなく、別の場所から地下鉄で行くのであれば、最寄駅は、2番・3番・4番・5番・A番・C番・J番・Z番線のFulton St(フルトンストリート)駅、E番線のChambers Street(チャンバーズストリート)駅、R番線のCortland St(コートランドストリート)駅となります。

アメリカ同時多発テロ事件、9・11メモリアルパーク、ウォールストリートから9・11メモリアルパークへの行き方についての情報は、参考になりましたでしょうか?

この事件は、全世界的に衝撃の事件だったと思いますが、約15年以上の現在では目覚しい発展を遂げています。

まるで、事件がなかったかのように。こういう悲惨な事件を忘れないために、このような施設が必要なのだと思います。

今回は時間がなく、ミュージアムまで見学ができませんでしたが、次回はゆっくり見学したいと思います。

改めて、被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。

次回は、自由の女神(The Statue of Liberty)の観光、および情報について、ブログを書いていきたいと思います。

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