タイのバンコクからチェンマイに電車で移動しました。
今回は、バンコクの中心的なファランポーン駅、バンコク~チャンマイへの夜行列車の旅、チャンマイ駅からゲストハウスまでの行き方などについて、詳しく調べてみたので、ご紹介していきます。
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バンコクの中心的なファランポーン駅について
ファランポーン駅は、バンコクの中心的な駅であり、日本でいう東京駅、台湾でいう台北駅のような駅です。
ファランポーン駅からタイの北側にある観光地で有名なアユタヤやチャンマイ行きの鉄道が発着しています。
また、MRTもあり、シーロム、サイサム、スワナンプーム国際空港、モーチット(北バスターミナル)などにも行けます。ローカルバス乗り場もたくさんあり、カオサン通りやその他の観光地への路線バスもたくさん発着しています。
ファランポーン駅は、ドーム型の建物であり、館内には売店やレストランやフードコートもあります。
そのフードコートにあるタイで有名な料理であるカオガンマイ(鶏の出汁で炊いたご飯の上に蒸した鶏肉がのった食べ物)がなかなか美味しいです。
中央ホールにはいくつかの椅子があり、たくさんの人が鉄道の出発時間を待っています。
仏教の国であるタイだけあって、お坊さん専用の椅子もあります。
そのため、その専用シートには、オレンジ色のガウンのような服を着たお坊さん達がたくさん座っています。
観光客にとっては、珍しい光景なので、ついついジロジロ見てしまいます。
僕らが訪れた時は、タイの国王様が亡くなられた直後だっため、中央ホールには、タイの国王様の展示がされており、たくさんのタイの方がお花をおいていました。
そのため、黒の喪服を着たタイの方がたくさん居ました。改めてタイの方の愛国心の強さを感じました。
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バンコク~チャンマイへの夜行列車の旅
バンコクのファランポーン駅からチャンマイまでは、夜行列車で向かいました。
ドンムアン国際空港からファランポーン駅に到着した時にチケット売り場で事前にチケットを購入しました。
当日だと席がない可能性もあるので、行く日が決まっている場合は、早めにチケットを購入することをオススメします。
夜行列車の席にもランクがあります。もちろんランクが高いと値段も高いです。
基本的には、2段ベッド形式でエアコン付き、ファン付きの寝台車両があります。
下のベッド、上のベッドでも料金が違ってきます。
僕らは、バックパッカーですので、ファン付きの上のベッドの席を選びました。
料金は、約480バーツ(約1500円くらい)でした。
バンコクのファランポーン駅からチャンマイまでは、約700キロメートルくらいあります。
所要時間は、約12時間くらいかかります。
今思えば、物凄い距離を鉄道で移動したと思います。
日本で言うと、東京から神戸ぐらいまで鉄道で行くような感じでしょうか?
バンコクからチャンマイに行く方法は他にもあります。
飛行機と長距離バスです。
飛行機での移動となると、エアアジアなどのLCCを利用する形になり、約1時間15分くらいでチャンマイまで行くことができます。
長距離バスだと、約10時間くらいかかります。
バスにもランクがあり、VIPバスだとリクライニングシートがついて約800バーツくらい、リクライニングなしの普通バスだと約500バーツくらい、バックパッカーが乗るようなバスだと約400バーツくらいとなります。
バスで揺られながらの約10時間の旅は、非常にしんどいと思います。
そのため、消去法と予算の兼ね合いからすると、多少時間はかかりますが、鉄道での移動が一番良いかと思います。
バンコクの鉄道は、時間通りに出発するので、乗り遅れないように注意してください。
僕らの夜行列車は、ファランポーン駅22時発、チャンマイ駅12時着でした。
一応、アナウンスがタイ語と英語で流れますが、タイ語は当然分かりませんし、英語も早いし、独特の訛りがあるので、全く聞き取れません。
早めにチケットに記載されているホームに行き、駅員さんにチケットを見せれば、案内してくれるので、早めにホームに行くことをオススメします。
車内に入ると、早くも寝台席が準備されているので、自分のベッドに移動します。
正直、荷物を置くスペースが狭いので、あまりに大きな荷物を持っていくと、ベッドに置くしかなくなり、足を伸ばして眠ることができないかもしれません。
寝台ベッドには、枕とブランケットが用意されています。
係員に朝食は入るかと聞かれますが、朝食は別料金となるので、事前に売店などで購入しておいた方が良いと思います。
車内には、トイレがあります。ファン付きの車内は、まるで蒸し風呂です。
この時ばかりは、エアコン付きの車両にすれば、良かったと後悔しましたが、しばらくすると、体が慣れます。
人間って順応能力が高いんだなと思いました。
朝になると、寝台が片付けられ、4人掛けのシートに変身します。
寝台列車とは、良く考えられて作られているなと改めて思いました。
この日は、天気が良かったので、風が気持ち良く、上記のように、車内からの景色は、最高でした。少し到着時間が遅れ、13時頃にチェンマイ駅に到着しました。
チャンマイ駅からゲストハウスまでの行き方
チェンマイ駅は、ファランポーン駅と比べると、それほど大きな駅ではありませんでした。
なので、ファランポーン駅がいかに巨大かを改めて思い知らされました。
寝台で寝たとはいえ、やはり普通のベッドで寝るように安眠が出来ていなかったようです。
かなり眠かったです。チェンマイは、バンコクよりも暑くこの時の体調では、すぐにバテそうな感じでした。
駅を出ると、トゥクトゥク(タイで有名なバイクタクシー)やソンテウ(日本の赤帽よりも大きいですが、赤帽みたいな感じの形式の車で荷台が座席になっている)のドライバーさんが観光客の出待ちをしていました。
チェンマイ駅から旧市街と呼ばれるチェンマイの中心地までは、徒歩でも何とか約30分くらいで行けますが、夜行列車での疲労から荷物を持っていくことは出来そうにないので、ソンテウで予約したゲストハウス「Cumpun Guesthouse」まで行きました。
所要時間は、約10分くらいでした。
通常、ソンテウは乗り合いバスのような形式なので、何人か乗客が集まるまで出発しませんが、この時は、僕らしか周りに居なかったので、2人だけ乗せて出発しました。
料金は、60バーツ(約220円くらい)でした。
乗客が他にも居れば、もっと安く行けたかもしれません。
基本的には、観光客料金を言ってくるので、交渉次第では、かなり安く乗ることも出来ます。
ただ、この時ばかりは交渉する気力がなかったので、言い値で乗りました。
そのソンテウのドライバーさんは、ナイナイの岡村さんに似ており、少し日本語も話せて気さくなおじ様でした。
商売上手で、次の日の観光は何処に行くんだ、この場所に行くなら○○バーツで行ってあげるよ、などと営業トークが始まりました。
一応、電話番号をいただきましたが、結局、利用はしませんでした。おじ様、ごめんなさい。
そして、14時前に事前に予約した「Cumpun Guesthouse」に到着しました。
チェックインまで少し時間がありましたが、すぐに部屋に案内してくれました。
バンコクからチェンマイ、そしてゲストハウスまで、約15時間の旅も無事に終わりました。
夜行列車の旅は、楽しかったですが、次回はお金があれば、飛行機で行きたいなと思いました。
バンコクのファランポーン駅からチェンマイまでの夜行列車の旅情報は、いかがでしたでしょうか?
次回は、チェンマイで約8日間滞在した「Cumpun Guesthouse」について、ブログを書いていこうと思います。
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